憲法記念日に・・・
2024年 05月 04日
5月3日 大型連休GWの真っただ中。
戦後今の日本国憲法が施行されて今に至る。
その中で最も象徴的な一文は、第9条(戦争の放棄と戦力及び交戦権の否定)にある。
今ではいろいろ議論され改正論が世の俎上に上がっているが、私たちの孫やそのまた後の世代の時代には、どうなっているのだろうか。
墓の中から見るしかなかろう。
とそんな思いが廻ったので、新聞をCVSで買ってきた。
自宅で購読しているのはA紙、買ってきたのはY紙。 論調と記事の取り上げ方の比較を見てみたかったから。
比較1 社説
A:平和憲法と「戦争の影」「国民を守る」を貫くためには
Y:平和を守るため議論を深めたい 具体的な条文案をまとめる時だ
比較2 紙面全体から抜粋
A:9条改正 反対は61% (注:賛成とは表示しない)
国会 憲法 軽んじる政権
議論避ける動き 憲法精神に反する
本社世論調査
改憲気運・高まっていない70% 自民支持者も6割超
憲法を変える必要がある53% 最多理由は「国防の規定が不十分」
9条へのまなざし交錯
「日本の平和に貢献」「防衛に支障」
憲法を考える「国民が主人公」の闘いの歩み
①男女平等の選挙と国民主権の憲法の誕生
②司法修習生の訴えから始まった始まった一人一票の闘い
③主権者国民が刑事裁判に参加する戦いに
④「勝手に決めるな」からカウンターデモクラシー
⑤主権者の意思を反映を反映する仕組みを求めた
Y:憲法改正 賛成63% (注:反対とは表示しない)
9条2項「改正」最多53%
改憲議論足踏み 首相危機感感じる
憲法議論 活発に 72% 緊急事態「条文化」 57%
透明化強化 さらに一歩を 山口氏 自民に対応促す 自民「早期に改正」に全力
中国の脅威 改憲派増 露侵略 北の圧力も影響
衆院憲法審 7会派に聞く
・緊急対応 記載は危険
・政局絡めず開催必要
・自衛隊違憲論なすく
・偽情報 公的チェック
・時間かけすぎ問題だ
・一票格差 比例で解消
両新聞を見て
言論の自由の保障されている国に生きる一人として、いろんな意見・議論があっていい
A紙がどうだ Y紙がああだ といえることは素晴らしい
問題に対しての見方は一つではない。右からでも左側からでも見ることができる。そこに議論がある。
今では経済的事情で二紙の購読はできないので、時々こういう買い方をして比較、論調の違いを見て楽しんでいる
補足的に書き足しておく
両紙の一面トップ記事(憲法関連以外の記事)
A紙:SNS規制「必要」85%
選挙に偽情報影響「心配」82%
AI国際ルール 首相枠組み表明
円急騰 3兆円規模介入か
米は金利据え置き
Y紙:生成AI 国際枠組み創設 首相表明
49か国・地域参加
AI開発 法規制を検討
円急騰 一時153円
政府・日銀3兆円規模介入か
by satoyama13
| 2024-05-04 12:14
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